09/24/2005

死神より女神。

コミックス「DEATH NOTE」あまりにも面白くてついに8巻まで読み進めてしまいました。当然ですがヒーローの夜神月クンに萌えております(≧∇≦)ハアハア! 彼の背中からお尻にかけての線がいやらしすぎるッ! 誰でデッサンしたんですか小畑健サン〜!

で、このマンガに出てくるのは「死神」です。ほしいな死神の「デスノート」♪。
そしたら、このマンガ読んでたら手塚治虫さんの「ばるぼら」を思い出してしまいました。
ばるぼらは芸術の女神という設定なんですが、ホームレス同然ですごくだらしない女性です。でも、自分がイイと思った芸術家がいるとその人にくっついて傑作をつくらせます。でもとっても気まぐれで、飽きればすぐ他の芸術家のほうにいってしまいますが。

読めば読むほど思います。


「(≧∇≦)アア、私もばるぼらがほしい〜ッ!」

詳しいあらすじは、こちらです。


ばるぼら

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09/23/2005

殺したい人。

殺したいと思うほどのエネルギーはすごいことだと思う。
ジャンプコミックスの「death note」。
このマンガは「殺したい人の名前を書けば殺人できてしまうデスノート」の存在によって次々に殺人犯などの犯罪者が消されていく。

(≧∇≦)ウーン……

そんなノートがあったらみんな、いったい誰の名前を書くんだろう(恐)。

中学生の頃、八木重吉さんのたった1行の詩を読んで震撼としたことがあります。

「人を殺すような詩はないか」

ただそれだけのコトバでした。

殺すことまでできるかわかりませんが、私もコトバ(詩)というのは、凶器にはなりうるものだと思っています。自分は作家だから多少はコトバをあやつることができる。だけどできることならあまり人を傷つけないように、使い方を気をつけている……つもりです(≧∇≦;


DEATH NOTE (1)

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09/08/2005

ほんとは、好きなの。

いかさまに
昔結べる
契りにて
この世にかかる
中の隔てぞ
源氏物語・第7帖【紅葉賀】(歌の意味もここにあります)

きらさん作のマンガ「GENJI」にハマってます。
年上の藤壺の宮に恋をする若き美青年・光源氏(≧∇≦)ウットリ☆
藤壺さんは年上ゆえに、必死に気持ちを押さえているのですが、源氏の猛プッシュについに本音ぽろり。

(≧∇≦)ああ……。
(≧∇≦)イイ……ッ☆

あまりに藤壺さんがせつなくて、涙なしには読めません。
年下クンを好きになっても、年上サンはあんまり気持ちを素直に出せないんですよね。どうしてなのかな。よくわからないです。よくわかんないけどやっぱ「もっと若くて元気なおこさんをいっぱい産んでくれそうな人と一緒になったほうがアナタのためですわ」と身を引いちゃうのかもね。それって、結局は一種の動物的本能みたいなものなのかな。

わからないけど、でも、女って、若い頃って自分の幸せを第一に考えがちだけど、ある程度の経験を重ねると、自然と人の幸せのほうを優先するようになる気がする。そういう変化って、面白いなあと思う。


GENJI源氏物語 2 (2)

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08/21/2005

素敵な偶然

ハンドメイドスタイル—ナチュラルに暮らそ!


表紙にひとめぼれして、手づくりなんてなかなかする時間がないくせに買ってしまった本。
絵本のように娘とうっとり眺めています。
誰がデザインしたんだろう、と何気なく裏表紙をみて、ビックリ!


拙著「全部1円」をデザインしてくれた高市美佳さんだったのです!
さっそくメール(≧∇≦)/〜
お友達の手がけたデザインにひとめぼれだなんて。なんだかうれしい!

この本、とってもすてきです。
何しろこんな私に「刺繍してみようかな」って気持ちを起こさせるくらい、簡単な手づくりの品々が目白押し! いやでも実は私、昔、趣味が刺繍だったんですよ・・・。誰も信じてくれないだろうけど。自分で刺繍したしおりを本に挟んで読書するのがうれしかったオトメちゃんだったんですから(≧∇≦:

もしかしたらわが家がちょっと変わるかもしれないです。
コップにほんのひとくふうでメッセージが書ける、玄関のひとくふう、いろんなところにひとくふう。
忘れていた「ちょっぴりのしあわせ」を教えてくれる本をありがとう、美佳チャン☆

全部1円!? 激安お買い物生活


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05/27/2005

会いにいく。会いにいかない。

いまさらながらコミック版「いま、会いにゆきます」を読んだ。
ラストにそうだったのか!と感涙。

パニック障害を持つ主人公の男と、死んでしまった妻の物語。
原作の市川拓司さんは19歳のときからパニックになり、現在も症状があるという。
だけどこのストーリーの中では恋人はそんな彼を嫌いにならず、それでも好き、ずっとそばにいたい、と言ってくれた。

それがあまりにもうらやましくて、そこで泣いたので、ラストであまり泣けなかった。
病気になってかえって絆が深まる愛もあることだろう。
けれど、病気になると、溝がいっそう深まるケースもある。
苦難を共にできるカップルになれなかった私とモトダンには、いったい何の欠陥があったのだろう。
身体的欠陥よりも愛情的欠陥があったに違いないのだ。
若かったからとかそれだけでは済まされないなにかがあった。
どうして協力しあうということができなかったのだろう。
……どうして?

今では「サイン」だったのだと思うことにしてはいるのだけれど。
仲が冷えるたびに「あなた、それは本当の愛の相手ではありませんよ」と何ものかに教えられているのだろうとそう思うようにしていたのだけれど。

改めて真実愛し合っている二人、というのを突きつけられると、自分はどうして安直におつきあいをしてしまったのだろう、と考え込む。二人の可愛い子どもができたから、もうそれはそれで充分だとは思うのだけれど。あまりにも大きな代償を背負った私。その業は作家としてはとてもいいネタかもしれないけれど、一般的な人生として他と比較するとあまりにも惨めだ。真実愛し合うふたりという姿には、時として惨めな自分を思い知らされる。



いま、会いにゆきます

ここまで書いたあとで石井ゆかりさんの今週の水瓶座を読みに行きました。

まるで今の哀しみにアドバイスをくれたような文章にびびりました(≧∇≦:怖いってば。


努力すれば何でも望みが叶うか
といえば、そうとも言い切れない部分も、人生には確かにあります。
でも、
「必死に努力しているけど、努力の方向性がちょっとずれている人」っていうの、
水瓶座の貴方なら、たくさん見かけたことがあるのではないでしょうか。
自己主張すべき時なのに、ひたすらガマンする人、必死に自分を責める人。
泳がなきゃおぼれるのに、走り出そうとする人。飛ぼうとする人。

ふひい(≧∇≦;
今考えていたことと共鳴している……。
でも今はわりといい運気だからそんなに深く落ち込む必要はなさそうです。
いつもありがとう、ゆかりさん!

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05/17/2005

だいじょうぶだいじょうぶ

保育園の保護者会で、先日、この本を読んでいただきました。
だいじょうぶだいじょうぶと淡々とくりかえされるなかに、
人生の酸いも甘いも老いも若きも入っていて、ラストがかなり泣けます。

私はあやうく保護者会で涙がでそうになりました。

今日、人生34年生きてきてベスト5に入るくらいビックリなニュースが飛び込んできました。
いろいろ考えました。
たくさんの人の幸せを願いました。
二度と繰り返してはいけないあやまちについても考えました。
そしてなによりうちの子どもたちの幸せについて考えました。

そして本屋さんで買ってきたこの本を眺め、
子どもたちと私自身に言い聞かせました。

だいじょうぶ、だいじょうぶ。

……だいじょうぶ、だいじょうぶ……(≧∇≦)ホロホロ。

だいじょうぶ だいじょうぶ

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04/09/2005

実録・アル中入院マンガ


失踪。路上生活。肉体労働。アル中入院。
有名漫画家さんの実話です。

ショックだったのは、後半の、アル中入院模様です。
花輪和一さんの「刑務所の中」に並ぶくらいの実録マンガになってます。

アルコールに破壊された入院患者達の状態をマンガで見せつけられて、声もでません。すでにベストセラー街道を突っ走っているらしいこの本ですが、アルコールのことでお悩みの人にもぜひ読んでいただきたいです。このまま飲み続けたら、どういう状態が待っているのかを。



失踪日記

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02/22/2005

離婚。


すごいマンガを教えてもらった。
離婚体験マンガが11入っている短篇集なのだけれど、
さかもと未明さん、内田春菊さん、森園みるくさん、柏屋コッコさん……。
超有名漫画家さんのせつない離婚実体験マンガなのである!

こ、こんな贅沢なマンガ、いいのかしら!
読んでビックリ「そうだったんだ!つらかったろうに!」
ひとりで(≧∇≦)エーンとか(≧∇≦)ギャーとか思いながら、
夢中で読んでしまっている。

……このマンガを教えてくださったのは編集サマ。
私が今、離婚のエッセイを書いているからかも。

離婚はほんとせつない。だけど……。

七草セリさんの一言には本当に納得してしまった。

「今、結婚しなければ、一生結婚できないかも」

その危機感が女をだめんず結婚に走らせる!
そう思った。
私の場合、できちゃったので逃げることは不可能だったのだけど。

でもどの漫画家さんも自分の悪いところもちゃーんと絵にしていて、
えらいなあと思った。
私、ちゃんとエッセイに書いてるかしら。自分の鬼嫁ぶり……。



離婚ッ!

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02/10/2005

がんばって(≧∇≦)ノシ

聖千秋さんのマンガが大好きで多分全部持ってます。

「いつも上天気」。これは最高の1冊です。

彼女が全精力を注いで描いているのがわかります。1P1Pがせつなすぎるのです。

いつも明るくて元気でみんなを笑わせているクラスの道化者の女の子。
その姿を天才的にバイオリンがうまくてちょっとクールな男の子がじっと見ていて、ときどきピンチになると、こっそり助けてくれるんです。
本当にこっそりとね。
彼だけは、彼女のことを心から理解してあげていて、彼女も彼のことを心から信じられるようになっていきます。
何度読んでも泣ける話です。

ある日、その男の子が大変な試練に立ち向かうことになりました。
彼女は言いました。


「がんばってね。
 私も闘ってるから」

みたいなことを言ったわけです。
……わたしね。
その言葉に本当に本当に感動したんです。
本当に相手を好きで頑張ってほしかったら、
自分だって頑張らなくちゃならないよね。

そんな大切なことを、このマンガは教えてくれた気がします。


……だから私も今日も、頑張ってます。
いつどこで誰に巡り会っても、恥ずかしくないように。

PS
このマンガを取り出してきました。
オビにはこう書いてありました。


「僕は知っている 
 笑顔の下の君の涙を」


…………………………………………(≧∇≦)ウェーン、潮崎クーン!
……最近キャラ萌えばかりしちゃって、恥ずかしいワタシでした!


いつも上天気 (1)

いつも上天気 (2)

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02/08/2005

ひとみ。


ぼくたちはまた会って、
目と目で喋った。

     (ジョン・レノン)


ジョンとヨーコが二度目に会ったときのおはなしです。
ふたりともとても、お互いの前でははにかんでしまい、
思っていることや感じていることを、うまく伝えられなかったそうです。

だけど
だから
目と目でお話してたんですって。

(≧∇≦)うう〜。
真実の愛だとそんなこともできるのね。
ちょっとうらやましいお話ですね☆



ジョン・レノンラスト・インタビュー

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