12/14/2005

小説podcastingスタート!

日本初! 携帯小説&Podcasting&ブログ&電話サービス連動

「内藤みかの聴く連ドラ」スタートいたしました!

2006年1月30日に新潮社から発売される恋愛小説「ラブリンク」の
出版を記念して、内藤みか事務所では、小説の音声朗読と、冒頭データを、
podcastingと電話サービス「Vポータル」と出版記念ブログにて配信いたします。


「ラブリンク」は、新潮ケータイ文庫に掲載時、
有料携帯小説としては桁違いの150万アクセスを記録し、
ランキング1位をずっとキープしておりました。

兄弟と姉妹とがよつどもえになって駆け引きをするスリリングな展開。
「続きが気になる」というその感覚を、効果音つきの「音声朗読」で
再現いたしました。

主題歌にはSMAPに楽曲提供もしている児島啓介さん、
朗読にはゴスペルシンガーの渡芽芽さんという豪華メンバーで、お送りいたします。


<配信スケジュール>

12/14より毎週水曜日、podcastingと電話サービス「Vポータル」にて、物語を更新します。

一週遅れで、連動ブログにて、文字での物語をアップいたします。

 ラブリンク連動ブログはこちらです。


<聴きかた>

iTunes music storeに直接アクセス(無料)
※「登録する」ボタンを押してください。

直接mp3データをダウンロード(無料)

電話をして一般電話もしくは携帯電話で聴く。

0570-003303 にダイヤルし、コード7110(内藤)をプッシュ。

※通話料がかかります。電話サービスのみ「内藤みかからのおしらせ」という音声メニューがあります。
電話サービスの詳しい聴き方は、こちら。

<内藤みかの聴く連ドラ>

音声監督/武者良太
主題歌/児島啓介(sora-umi)
朗読/渡芽芽
原作/内藤みか「ラブリンク」(新潮社)

<武者良太>
デジモノ系の雑誌・ムックのライティングを中心に、写真撮影、動画編集、音声録音などもサポートするフリーライター。ウラモノ系の出版社から独立、という根っこがブッとく、良い意味でアブノーマルなモノとヒトが好き。

<児島啓介>
AXIAアーティストオーディション全国優勝
SMAPアルバム「S-map」にて作詞作曲 [曲名STOP!]
国府弘子アルバム「Piano Letter」でコーラス参加
ギターメーカーのリッケンバッカー社、広告モデル
服飾ブランド「TYNY VOICE」のwebやコレクションショーにモデルとして出演
99年より南青山マンダラにてワンマンライブ22公演開催
並びに路上ライブ、各種イベントにて活動中!
Album「Rock/Pops/Soul/祈り」発売中
Album「Lemon/Pepper/Salt/祈り」発売中
歌って覚える英語参考書シリーズ[青春出版]発売中!(CDを担当)


<渡芽芽>
シンガー/タレント(俳優・MC・モデルetc.)/ボイストレーナー
Soul・Gospelなどのブラックミュージックに心酔し、プロシンガーとなる。
ソウル(魂)をこめて歌うことをモットーとし、そのソウルフルな歌声は多くのファンを魅了。
これまでライブハウス・イベント・映画等で精力的にライブ活動をおこない、ビクター他3枚のコンピレーションアルバムに参加。
現在は、都内屈指のファンクバンド『FREEFUNK』の紅一点ボーカルをつとめるほか、
ゴスペル教室講師(池袋・トライトーンミュージックラボ)・インターネットTV『池袋エレキネコTV』のMCや舞台俳優など、音楽以外の分野でも積極的に活動中。


<内藤みか>
1971年生まれ。22歳の時に作家デビュー。「いじわるペニス」は有料携帯
小説始まって以来の1日1万アクセス、累計70万というヒット。「ラブリンク」は累
計134万、現在連載中の「彼に会った夜、彼が去った朝」も連載開始よりランキング1
位継続中。
また無料携帯小説の分野でも、
日本初コースター連動小説「今日もここで、彼を。」で1日7万PV、
ケータイライブドア小説「LOVE※」で1日16万PV、累計1000万PVを記録。
携帯電子書店でも軒並み作品が1位にランクインしている。


※この「聴く連ドラ」は小説のプロモーションの一環として、実験的にスタートしております。
 現在の配信予定は10話までで、その後もPodcasting等は続ける予定ですが、内容については変更が生じる場合がございますが、ご了承ください。

新潮社

新潮ケータイ文庫

Podcasting Juice

iTunes music store(聴く連ドラに直接リンク)

Vポータル

児島啓介

渡芽芽

武者良太

内藤みか

内藤みかの聴く連ドラブログはこちらです。

内藤みかのラブリンクブログはこちらです。

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08/09/2004

今度は何が起こるやら

「お詫びのしようもないわ……
 あなたにひどい思いばかり
 させているんですもの。
 私にかまわず行ったほうがいいわ。
 今度はいったい何が起きるやら」

雲の中で散歩のヒロインヴィクトリアが、知り合ったばかりのポールに向かって言う言葉です。
何しろポールときたら、さんざんな目に遭っています。
まずいきなり、電車の中で大事な軍服を彼女のゲロまみれにされてしまうのです(彼女はツワリなの)!
そしてさらに彼女と切符が入れ替わってしまったものだから、途中下車させられてしまいます。仕方なく乗ったバスでは乗客達にゲロの匂いで顔を背けられます。さらにはそのバスにゲロ吐いた張本人のヴィクトリアがいるではありませんか。

「やあまた会ったね」
と微笑むのも束の間、今度はあらくれ男どもにヴィクトリアがセクハラされちゃいました!
思わず「彼女がいやがってるじゃないか!」と止めに入って、車内乱闘。バスを降ろされてしまう始末です。

一緒に降りたヴィクトリアが「ほんとに御迷惑ばかりおかけして」とあやまります。そりゃ、あやまるしかないわ、こんだけ迷惑かけてたら。だけど彼女にだってよくわかってない。運命に翻弄されているって感じです。たまたまそこにポールがいた。たまたまポールがとばっちりを浴びた。これが、運命だとしたら、ポールって、可哀想すぎるんですけど。

でもポールはとことん優しい男です。

「そんなこと気にしてたらキリがないさ。
 こうしている間にも地震が起きるかもしれないしね」

と言います。

でもそれは……ヴィクトリアが「超美人」という設定だからなのでは……(≧∇≦;

ああ、だけど、ついつい読んではうっとりしてしまう、近頃ちょっぴりハーレクインなみかちゃんなのでした。
ポールがんばって!
ポール、幸せになってちょーだい!
って思いながら、ハァハァして読んでしまいます。あ、もちろんキアヌリーブス主演の映画があんまりよかったから買った原作本です。
(≧∇≦)ハアハア。

雲の中で散歩
デボラ・チール , 渋谷 正子

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