一見無意味のようでいて。
この世に無意味なものなどはない。
(ワイルド(イギリスの作家さん))
秘書のたまちゃんなどは、私をだいぶ知ってしまったので「なるほど」とか「そうだったのか」とか、ひとりうなずいていることも多くなりました。私は一見直情的で感情のおもむくがままにいろんなことをしでかしているように見えるようでいて、その裏では将棋の百手詰めみたいなことをやらかしていたりすることもありますけど、近くにいる人にはそのからくりが見えてくるみたいですね。まあ時に、感情的になにかをしていることもありますけどね(拙著「別れても、バカな人」参照)。
ですから意味のない行動というのはあまりしていないかもしれません。忙しいですから、無意味なことはむしろしないようにしています。本音はとってもクールです。私が何かパフォーマンスをしているときは、実は、何か真の目的があるのかもしれません。このあいだとあるインタビュアーが「内藤さんは面白そうなことをたくさんしゃべったけれど、とうとう本音を聞き出せなかった気がする」とぼやいていました。実際胸の奥の一番熱い部分は、よほどのことがないかぎりお見せしていないかもしれません。
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