見えたよな気はするのです。
【隠微。】
たくさんの
誰かのキモチが、
手に取るように
見えたとしても、
関係ないわけです。
あなたのキモチを、
あなただけの想いを、
しっかり掴まえて、
わかることができないのなら。
そんなエトセトラは無意味。
本当に、ときどき、
見えたよな気はするのです。
分かり合えたと勘違いするのです。
大切な人のキモチですから。
でも、わかっていくのです。
気づいてしまうのですね。
さらさら、自分が何も
わかっていなかったことを。
独占欲がはたらいて、
プライドが顔をだして、
淡い想いが邪魔をして、
大切な、大切な、
あなたのキモチは、
どれだけ目を凝らしても
影も形も見当たらなくて。
「つよく願えば願うほど、
その人のキモチは隠れていく。」
・・・っていう
オトコの本当のココロの声。
(吉井春樹)
【人混みのむこう。】
ほんとうにときどきだけど、
人混みのなかで、
一瞬だけ、
あなたに向かって道が開けた。
そんな気がするときがあります。
雲の晴れ間に、
ほんの一瞬だけ
おひさまがのぞくように、
あなたの本音が見えた。
そんなわずかなよろこびがあります。
いつもはおたがいに
そうっと心にひめている真実。
ただあの瞬間だけに
その真実が凝縮されて
私たちの瞳に映った。
誰にも気づかれてない。
私たちの、秘密の目と目。
(内藤みか)
あの。
ほんとうに偶然。
似たような詩を同じ日に書いていたので。
並べさせていただきました・・・。
そんなこんなの
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