だいすきなあなたへ。
【じゅんに。】
ほんとのほんとの自分は、
たぶん、誰にも見せられない姿。
ひとりでいるときの、ふとした自分。
その瞬間が、きっと本物なのですね。
あなたはいったい、
どこで行き違ったかわからないけど、
いつのまにか、演技を憶えちゃって。
しかも、演技がうまくなっちゃって。
ほんとの自分の肩身が狭くなっていく。
自分らしいとか、自分らしくないとか、
まわりが決めた「らしさ」なんてものは、
きっと、あなたにとって重荷なのですね。
弱くて、やさしい、あなたは、
肩から降ろすこともできずにいるのです。
できれば、そんなもの捨てなさい。
できれば、そんなもの忘れなさい。壊しなさい。
あなたの魅力は、
あなたが考える魅力とは違うのです。
だから、ええカッコすることはやめなさい。
だから、ばかなカッコするのもやめなさい。
そして、すべて、さらけだした姿に、
いつか、会ってみたいものですね。
吉井春樹さんが昨年の1月に出した詩集
「しあわせが、しあわせを、みつけてきた。」
のなかのひとつの詩です。
この詩集は、詩の世界では異例のヒットを続け、もうすぐ7刷です。
吉井春樹さんを知ったのは、昨年の9月でして、
私の秘書のちゃむクンがファンだったからです。
そのとき驚きました。
私と同じで、タイトルに「、」を入れてる人がいる!
それだけで妙にうれしかった。
「、」や「。」の微妙さ大切さを知ってる人に会えた。
しかも書いてることがいちいち、
ぐさぐさ心に刺さる。
というか、これは私? みたいに思う時がある。
どうも似通ったものがあるような。
気になってしかたないので、昨年末にちょっとやってみようよ、と、
こっそり呼びかけて、
お互いに「年上女」と「年下男」というシチュエーションでの
恋のフレーズを、交換していきました。
それが積もり積もって、ついに、
七夕に。
「年下オトコ×年上オンナ」というタイトルで、
ケータイで連載を開始することになりました。
くわしくはまた近くなったらお伝えしますが、
私はうれしくてたまりません。
彼は私の代弁者であって、いつも、助けられています。
私も、彼の代弁者になれていれば、いいのだけど。
まだまだ、かもしれません(≧∇≦;
年の差恋愛をしているあなたが、
大好きな人に伝えたいキモチ。
私たちが代わって、フレーズにできていれば。
そうだとうれしいな。そう思ってます。
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