むかし
むかし
わざといそがしくなったことがあった
とてもかなしいことがあって
それをかんがえたくなかったから
だから わざとおしごとをふやした
なにもかんがえず
ひたすらにしごとをして
それこそがこころのりはびりだった
いまもとてもいそがしくて
なんなんだいこれはとおもうくらい
いそがしくていそがしくて
だからときどき
わたしはなにをわすれたいんだろう?と
かんがえたりもしてしまう
わすれたいことがあるのか
わすれたくないことがあるのか
それは わからない
かんがえるのがめんどくさくなって
またおしごとにむかう
とてもしんぷるなことは
たくさんのふくざつなことに
おおわれて
みえなくなっていく
ぶきようなわたしは
またおしごとにむかう
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