永遠の被写体。
誰とは言わないけど。
自分の奥さんのことを
ずっとずっと写真に撮ってる人がいる。
自分の愛する人を、
何枚も何枚も絵に描いた画家がいる。
自分が大好きな人を
何年も何年も詩に書き続けた詩人がいる。
好きな人のことだけ
ずっとずっと書いていられるくらい
とってもとっても大好きな人がいる。
それは、芸術家としてとてもうらやましいこと。
一生かかっても表現しきれないくらい
溢れんばかりの愛情が出てくるような相手に
いつか恵まれたい・・・
ごはんを作るように
その人のことを書くのが日課になるような
そんな幸せな暮らしをしてみたい。
その人を書くことこそが、
私の人生のコアであるような。
その人さえいればなにもいらないくらいに好きな。
そんなシンプルな暮らし。
何人も、モデルさんをとっかえひっかえして
ちょっと疲れてきた小説家のわたしは
そんなことを思う。
お正月気分も抜けてきた、このごろであります。
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