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10/18/2004

圧倒的な不公平感

現在新潮ケータイ文庫にて連載中の「ラブリンク」にて、何気なく使った表現でした。
それが、意外と「わかるわかる!」とメールをいただいています。
シングルマザーの友達に、もう、圧倒的支持!!!

彼女らはまさしく「圧倒的不公平感」にまみれて生きています。彼女らと同年代の女性で独身生活を謳歌している人もいるというのに、彼女らは、離婚したばかりじゃなく、育児、家事、それから仕事も抱えています。実家に帰れた人はいいけれど、実家に帰ることがいろんな事情でできなくて独立生活をしている人は「家賃」という重圧だってのしかかってきます。


次から次へとふりかかるプレッシャーパンチ!
しかも子どもがいるから自由に夜遊びしてウサ晴らしすることすらできない!
「なんであたしばっかり!」
「世の中、不公平じゃん!」
ついついそう思ってしまったって無理はないんです。
だって私だって、そうだし。だからこの言葉が出てきたのだし。

誰だって離婚なんかしたくないんです。
離婚したくてしたわけじゃないんです。
だけどやっぱり世間的には「失敗した人種」と見られがち。
それもすごーくシングルママには重荷なんですよね〜。

そんな中、近藤ようこさんの「アカシアの道」を見ました。
虐待されていた親がアルツハイマーになり、その世話をしながら、
子供時代のトラウマに喘ぎ、母親の世話で仕事を辞めざるをえなくなり、恋の雲行きもあやしくなり……。
もう、これでもかの「圧倒的不公平感」に泣きました。相当共感してしまいました。

どうしようもなくいろんなことを背負わなくちゃならないときって、ある。いろんな人がいろんなこと抱えて、でも一所懸命生きてますよね。

最近はある程度ワザと、シングルマザーの実態を書いています。みんな隠したがるけど、でも、自分たちが「こんなに大変だよぅ」って言っていかなくちゃなあって思ってるんです。だって私達、相当ミジメだし、相当がんばってると思うもん。シングルマザーへの福祉はどんどん切り捨てられていっていますが、ほんとは逆で、ガンガン補強していくべき部分なのではないでしょうか。


アカシアの道

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