恋愛というネタ
「デュラス愛の最終章」という映画は、クソ忙しい私がわざわざ映画館に足を運んだ作品です。
なぜなら。
「女流作家がはるか年下の男性と恋に落ちる」という映画だったから(≧∇≦)ハアハアハアハア!
彼女のファンで、五年間手紙を送りつづけた男性を、ついに彼女も受け入れるのです☆
まあいろんな意味でほぼすべてに共感して、大満足して帰りました。
デュラスの恋人だったヤンはバイセクシャルだったという話もありますが、そんなことは私にとってもデュラスにとってもどうでもいいことです。
デュラスは死ぬまで彼を手放さなかったそうです。でもそれは愛しているからだったかどうかというとそれは疑問です。デュラスは彼と出会ってからおそろしいほど作品の執筆ペースが上がりました。そして「愛人(ラマン)」をはじめ、すんばらしい作品を産みだしたのです。
恋愛をするとアーティストはどちらかに転びます。
その愛に夢中になって、創作活動を忘れるか。
その愛を糧にして、なおいっそう創作活動に励むか。
デュラスとヤンの愛は、後者でした。
デュラスは、幸せだったと思います。
私は昔のオットと付き合っていた時、連載を降ろされたことがあります。幸せすぎて、ヒロインが浮気なんかできない女になっちゃって、いつも恋人とばかりヤりまくっていたから。これじゃ全然話が盛り上がらない(笑)。
あの時、どうしてすっぱりと彼と別れなかったかな、と今では反省しています。
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Comments
同時期に、デュラスのことを書いていたなんて偶然。
シンクロニシティなのかしら。
トラックバックさせてください。
Posted by: ななみ | 12/02/2004 04:15 م
恋愛って素晴らしいですよね!
Posted by: kk | 11/02/2004 04:31 م