
女衒殺し—写楽剣華帖
嵯峨野晶さま。ありがとうございました。
また推理作家協会のパーティーにておめにかかりましょう☆

ポップカルチャー若者の世紀
な、なんと切通理作さんが、「あなたを、ほんとに、好きだった。」の御礼にと御著書をくださいました。
うう〜ッ、オビの推薦本が岸田繁(くるり)さんだというのがすごすぎる!!!
しかも!!!
この本は、和光の学生さんの協力などなどもある、和光の匂いプンプンなポップカルチャー考察本です。
ああ……(≧∇≦)。
しかもあとがきに「和光坂」のことが書いてありますッ!
私の小説にもラストシーンで和光坂が出てくるんですぅうう!
……なんだか和光を交換してしまったっていうのが、おもしろいです。
切通さま、わざわざありがとうございました(≧∇≦)
和光はほんとうに面白い大学でしたよね!
私ね、サブカルとかポップカルチャーの定義がいまひとつわからないままなんです。
「内藤みか」ってじゃあ、何カルチャーに分類されるのでしょう???
決してメインカルチャーじゃあないだろうからサブカルなのかしら???
↑
すいません全然わかってない発言だとしたら……。
でも、大好きなオノヨーコの考察がたっぷり載っていて、
(≧∇≦)ワアーイワァーイ! の大収穫本でした。
和光の授業風景なども(切通さんは和光大講師なのです)出てきて(≧∇≦)ギャー懐かしい!
そうだったわあ〜和光って、すぅぐお外に「課外授業」に出る先生が多かったなあ、とか。
いろいろ思い出しましたよ。
あまり大学には行かなかった私ですが、和光テイストだけは超根深いです(笑)。
で、オノヨーコ。
ジョン&ヨーコのカップルがあんまり歓迎されなかった(しかも世界的に)ってすごい意味があったのだなあと今思い返すとわかります。
ヨーコが意図していたわけではないのでしょうけれど、そのカップルの存在自体が、差別や平和を考えさせるものになっていたわけで、それは「アート」だったのではないかと思うのです。
こないだ私の家にTVが取材に来て、部屋いっぱいに1円のモノを並べて
「アートだわあ(≧∇≦)☆」
と満足しておりました(笑)
1円の品物の存在自体が経済社会というものを考えさせる「衝撃」になりうるからです。
でも、私がこういう「1円」を楽しんでいるところとか、
オノヨーコさんの影響があることは、確かです。
すべてのモノがアートもしくは神仏もしくは魂があるというような考え方は、
アニミズムとかで日本でも古来から持っていたことですけれど、
オノヨーコさんはすべての「DO(行動)」こそアート足りうるというメッセージを投げることができる、数少ないアーティストのひとりなのです。
切通さんは、さらにオノさんを深く考察し、昼と夜での屋外作品の違い、そこに潜んだ深いテーマにまで言及されていらっしゃいました。
また改めてオノヨーコについて考えることができて、とても楽しかったです。
これも有名な話ですが、ヨーコがジョンに猛烈アタックをして落としたという説と、ジョンがヨーコをずっと追いかけていたのだ、という説と二つがあるんです。今でも論争が続いています(笑)。
どっちだっていいじゃん愛し合っていたんだからと思われるかもしれませんが、これって大事なことかもしれないなーって気がします。恋に落ちたのは「二人同時だった」という説がどうしてないんだろう、と(笑)。
その昔、私にも結婚を友人達にお披露目するというパーティーがありました。
そのパーティーはあまりにも惨めだったので、詳しくは書きたくはありませんが、
司会役を買って出たモトダンの友人が「ここで二人に質問があるひと!」と会場に呼びかけたのです。
そしたら誰かが「どっちがアタックしたんですか」みたいなことを尋ねたんですね。
正解は、モトダンなんですよ。
モトダンが「付き合ってください」「結婚してください」ってかなり私を追いかけていたのが正解。
(まだ、彼のメール残ってるぞッ(笑)!!!)
私はいちおう「花嫁」然として、モトダンに微笑みかけたわよ。
照れながら彼がマイクを持って「いやあ〜実は僕が……」と話し始めるのをね。
それなのにね、その司会者の男はこう言ったの。
「そんなの聞かなくてもわかりきってることじゃないか。“女”のほうからだよ!!!」
そして私とモトダンに話を振ることもなく、
「ハイ、他に質問は?」
と、そのクエスチョンを流したのよ……。
私は後日、司会の男に抗議したのです。それなのに彼は「司会を“してやった”のに文句まで言われた」と逆ギレ。いやあ、悲惨なことばかり、あのころは起こったなあ。どうしてなんだろう。私にも至らない点が多々あっただろうとは思うけれど、でも、それにしても、ツいてなかった気がする!
……なんでそんなこと、今、思い出しちゃったんだろう。
とってもとっても侮辱的なイベントだった。思い出したくなかったのに。
思い出したくないことを最近いろいろ思い出せるようになってしまった。
封印していた過去と、現在の自分が少しずつつながって、
私がその事実を書くことで、受け容れ、赦すことができるようになってきた。
……オトナになったのよね、私も……(≧∇≦)。
少しずつ、こうやって、私がラクになっていくといいなあ。
渋谷陽一さんはオノヨーコのことを
「彼女のあまりにも強い自己顕示欲はほほえましいという域を超えている」
と評されたそうです。
時にヌードになり、時にイベントで「ペニス」と口走る彼女と、
私小説まがいのセックスシーンを書き、「いじわるペニス」という小説を出版している私と、何が違うのか。
あまり違いがないというか。
私にはオノヨーコさんのやろうとしていることが痛いほどわかる気がします。
「自分を晒すことこそが、作品」だから、なんでしょうね。
切通さんの本には「ニセ千円札を発明した人はアーティストだ」というようなオノヨーコさんの見解が書かれている。それは、ニセ千円札を集めるために警察が二千円の報奨金を出したから。「お金の価値を変えた」行為はアートなのだそうだ。
じゃ、じゃあ(≧∇≦)!
やっぱり私の「1円グッズコレクション」も、アートなのね!!!