ジャーナリスト襲撃事件
戦地にて殺害されたことが濃厚と報道されている橋田さん、小川さん。
もし本当に殺害されているとしたら、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
さるさる日記4月でも書きましたように、これは表現者としての自己責任をご自身わかっていらした上で行動されていたと思うのです。命の危険をおかしてでも行動しなくてはならなかった、その熱い思い、そしてとても悲しい結果……。
本当に本当に残念なことです。
少しずつ、日本の中にも、不穏な動きが広がっているとき、
私達はどうしたらいいのか、とても考えています。
平和を望み、なにか行動を起こすだけでもきっと違うと思います。
私は「愛」についてこれからも書いていくしかないし、それしかできません。
今日も書きながら、そしてこれこそが私の平和活動だという風に思っています。
これ以上悲しい犠牲がひとりも増えないように、
それは日本人だけじゃなく、世界中誰もが殺されたりしないように。
毎日それを願いながら、私は私なりの作品を作っていくと思います。
オノヨーコ展がちょうど今、開催されています。そこには1969年にオノヨーコとジョンレノンが行った「平和のためのベッドイン」のことも展示されています。この事件があってもなくても私は見に行くつもりでした。
我が家にイヤーオブザピースのDVDもあるんですけど、それによると、この平和のためのベッドインというのは、反戦運動なんです。どういう意味なのかは書いてはいませんけど。
愛し合っているもの達が、安心して一晩中愛し合えるように。
そういう願いがこめられているんだろうな、って思います。
戦火におびえながら束の間の愛をむさぼるせつなさってのは、つらいですもん。
襲撃されたとされる橋田さんの著作です。